天然資源に恵まれない我が国が、今後も豊かな国でありつづけるためには、科学技術創造立国を推進することが最重要というのは、衆目の一致するところと考えます。しかしながら、少子高齢化のみならず、子供の理科離れ、理数系学生の学力低下など、科学技術立国の基盤が弱体化しつつあることを大変憂慮しています。このような現状に鑑み、新しい教育方法を特徴とする「アドウィンテクノ塾」を創設いたします。機械・電気・電子・IT技術の専門技術に特化して、高い専門性と成長力を兼ね備えた人材を養成することを主目的としています。国内外の高等学校以上の学歴保有者を対象に、性別・年齢・国籍を問わず受け入れます。
国内の場合、学校を卒業しても企業で再教育をしなければ使い物にならないと言われています。企業では日々の業務に具体的かつ継続的に取り組むことで、社員が急速に力をつけ学習へのモチベーションも高くなってきます。このような企業教育の優れたところと、近年の高度化したIT技術やネットワーク技術を活用した、優れた教材の採用が本学の特長です。これにより教官は授業準備に追われることなく、講義の中では個々の学生の個性にあった指導に、より多くの時間を割くことが可能になります。 本学を育った学生は、メカトロニクス・IT・組込み技術・CAD/CAMなど、産業界で痛切に求められている人材となり、日本の発展に大きく貢献することと確信いたします。以上のような考え方と方針の元、「アドウィンテクノ塾」の創立をいたします。
2019年1月15日 答島 一成
現行の教育では、1週間サイクルで教科の時間割が設定されています。例えば、電気回路の時間割が月曜日の2時間(1時限~2時限)というように、1週間毎に同じ授業を受けるようになっています。 この"1週間後"というのが教育効率を悪くしています。人間は1週間経てば忘れるんですね。そのため、丁寧な先生は次の授業では前回の復習するという時間ロスが発生します。また、復習をせずに授業を進めると、ついていけない生徒が増えていくという状況です。つまり、現在の1週間サイクルの授業システムでは、時間ロスが発生し、教育効率が悪いと言わざるを得ません。
学習における目標到達レベルが資格取得ということであれば別ですが、勉強した教科でどの程度のスキルが身に付いたのか、学生自身にわからないのが一般的です。「電子回路は習ったけど、それで何ができるのかはっきりわからないな」といった感じです。このことは、就職活動においてもできることを明確に主張することができず、不利益な状況を生み出しています。
"理科離れ"特に最近は、"電気離れ"の現象が起こっており、理数系学生の学力低下も嘆かれています。その最大の原因の一つは、授業がわからない点にあります。授業が理解できないのですから面白くはありません。もちろん学習意欲も低下します。なぜ、授業がわからないのでしょか?授業がわからない原因はどこにあるのでしょうか?・・・・・
現行教育では同一科目は1週間ごとになるため、「前回の授業内容を忘れてしまった」ということが多く、思い出させるために“復習”というムダな時間が生まれます。その弊害を除くために、同じ科目を連続して数週間、あるいは数ヶ月間行います。
塾生には、「自分はこの分野ではこんなことができる」と、自信を持って主張できるよう養成します。そのために、塾生自身にも学習段階において目標到達レベルを明確に意識付けを行うとともに、講座修了時には独自の『技術レベル評価認定試験』を実施します。
“なぜ、授業内容がわからないのでしょうか?”この解答のひとつに、理論主体の教育方法が挙げられます。理論の裏付けとなる実験や実習の時間が極めて少ない状況です。さらに、年々教える内容は増加しており、ますます実験実習の時間が削減されています。理論だけでは面白くありません。興味がわくのは、実験実習からです。納得できるのは実験実習があるからです。アドウィンテクノ塾では、実験実習を主体とした授業で、興味・関心→理解できる→学習意欲の向上へと、やる気サイクルの高揚を目指しています。
思い出してください。私たちは社会に出てからよく感じています。“もっと学生時代に勉強しとくべきだった”とか、“今の気持ちで学生時代を送っていたら、すごく充実していたのに”などなど。何の苦労も無かった学生時代と社会で揉まれている現在では、心の持ち方に大きな差が生まれています。アドウィンテクノ塾は、この“現在”の気持ちを持っている人を歓迎します。
アドウィンテクノ塾の年間授業時間は、1260時間です。各種学校では、680時間以上と規定されています。また、専門学校では800時間以上です。アドウィンテクノ塾の授業時間がかなり多いことがおわかりいただけるでしょう。さらに、希望者には放課後も教室や図書室を開放しています。それだけに勉強したい人にとっては、もってこいの環境といえます。反対に、勉強したくない人にとっては、苦痛となるでしょう。あなたはどちらですか?
“機械・電気電子の専門技術者の養成塾”と、アドウィンテクノ塾は謳っています。謳っているからにはウソはつけません。本講座修了時には機械又は電気のちょっとした専門技術者に自己成長しています。たった3ヶ月の期間でもそうです。しかも、機械系・電気系のどちらも“初心者”からです。機械でも電気でもイロハから授業を始めます。なぜ、初心者がたった3ヶ月で専門技術者になるのか、疑問に思いでしょう?誰でも夢中になって没頭している時は物事がはかどるように、学習においても“楽しさ・面白さ”を感じて行えば、スキルも驚くほど早く身に付きます。アドウィンテクノ塾で使用する教材は、そんな“楽しさ・面白さ”を味わうことができます。